琇夏|手紙と鍵の綴書房から、「綴書房蔵書」の第一冊をお届けします。
『読めない線』──空き家をめぐる記録から生まれた、掌編の作品集です。
読めない、一本の線
かつて、競売にかけられた一軒の家がありました。その家をめぐって、最後まで読み解けなかった一件があります。何を意味していたのか、今もわからないまま残された、一本の線。それを、掌編小説として書き改めました。
ひとつの出来事を、三つの姿で
この本には、ひとつの出来事が、三つの姿で収められています。公募に応募したままの、手書きの原稿。整えられた文章。そして、掌編。原稿用紙のマス目から、文章が本になっていくまでの道のりを、そのまま一冊にしました。
手書きの原稿は、ガラスペンで一字ずつ記したものを、そのまま綴じています。

本書だけの一篇 ──「言わなかった名前」
あわせて、本書のための書き下ろし「言わなかった名前」を収めました。同じ家をめぐる、もうひとつの、言えなかった言葉の記録です。
読み比べの試みは続けてきましたが、掌編小説としてまとめるのは、今回が初めてになります。
書誌情報
書名 読めない線(綴書房蔵書 第壱冊)
著者 琇夏
体裁 A5判/掌編二篇・手書き原稿・添削文を収録
価格 1,000円
販売 BOOTH 琇夏|手紙と鍵の綴書房

読めない線 – 琇夏|手紙と鍵の綴書房 – BOOTH
競売にかけられた、一軒の家がありました。 その家をめぐって、最後まで読み解けなかった一件があります。何を意味していたのか、今もわからないまま残された、一本の線。それを、掌編小説として書き改めました。 本書には、ひとつの出来事が、三つの姿で収…
鑰(かぎ・やく)──扉を開くための、古い文字。
この一冊が、どなたかの扉を、そっと開くものになりますように。

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